こんにちは!
編集長のKTAです。
ビジネスチャンスを逃さないように『ここぞ!』という時ビジネスマナーについて『なぜビジネスマナーが大事なのか』という事についてお話をしてきました。そこで第一印象や第二印象の重要性について学んでいただいたと思います。
そして今回は第三印象はどのように形成され、相手に対してどのような影響を与えるかについて解説をしていきたいと思います。

第三印象についてそろそろ話してもいいタイミングなので話していきたいと思います!

待ってました!
それでは早速第三印象について見ていきましょう!
第三印象ってなに?
簡潔にまとめると長期間で形成されるあなたに対しての周りからの印象です。
第一印象も第二印象も相手があなたに対して感じた印象という点では同じです。
少しだけ印象のおさらいをしてみましょう。
【出会ってすぐに形成される印象】
- 見た目の印象が強い(身だしなみ、姿勢)
- 挨拶はしっかりできているか
- 表情(笑顔で応対できているか)
- 話し方(ハキハキと適度なボリュームか)
- 言葉使い(敬語が【丁寧語・尊敬語・謙譲語】使いこなせているか) など
第一印象は比較的すぐに決まってしまう印象なので、好印象を与えるためには上記のポイントに気を付けながら接すると良いでしょう。
【少し時間がたってから形成される印象】
- 見た目は”シュッと”しているAさん。しかし話を始めると言葉使いがおかしく意味がよくわからない
- 笑顔がこわばっておりおどおどした印象を受けるBさん。しかし慣れてくるにつれて表情も明るくなり話も面白い
初め感じた第一印象の要素に付け加えるべきプラス/マイナスのポイント(印象)の事でしたね。
時間の経過とともに印象の変化が少し見えましたでしょうか?この印象は時間の経過とともにプラスにもマイナスにも相手の印象を変えていきます。
もちろん良い印象のままの人も、悪い印象のままの人もいます。
第一印象から始まり、第二印象を経て第三印象につながっていきます。
第一印象は『点』の要素のみですが、第二印象も『点』の要素です。しかし第二印象は第一印象の要素に『付け加えられた印象』もしくは『変化した印象』ですので ”点と点がつながった状態” といってもいいと思います。
【長期間で形成される周りからの印象】
- 入社してきた時は声も小さくミスも多い、その上頼りがいのない印象だったAさん。
一定期間が経ってもミスの多さは変わらなかったが愚痴や弱音は一切はかない。
数年が経過した現在ではミスもなくなり、ミスが多い後輩社員に対して優しく教育している姿を見ると頼りがいのある人材に成長したと感心する。そして周囲からの信頼も厚い。
- 初めてのデートでは紳士的な部分が好印象だったBさん。
その後付き合うことになったがいつも周りの人の愚痴を言っていた。
心を許してくれている私だけかと思ったが、付き合ってからもあまりに愚痴が多いのでBさんの周りの人はBさんの事をあまりよく思っていない人が多い様子だった。
上記の2つの事例を解説していきます。
第一印象・第二印象・第三印象としてみてみましょう。
【1つ目のパターン】
- 入社してきた時は声も小さくミスも多い、その上頼りがいのない印象だったAさん。【第一印象 ×】
一定期間が経ってもミスの多さは変わらなかったが愚痴や弱音は一切はかない。 【第二印象 △】
数年が経過した現在ではミスもなくなり、ミスが多い後輩社員に対して優しく教育している姿を見ると頼りがいのある人材に成長したと感心する。そして周囲からの信頼も厚い。【第三印象 〇】
最終得点【100点】
【2つ目のパターン】
- 初めてのデートでは紳士的な部分が好印象だったBさん。【第一印象 〇】
その後付き合うことになったがいつも周りの人の愚痴を言っていた。 【第二印象 ×】
心を許してくれている私だけかと思ったが、付き合ってからもあまりに愚痴が多いのでBさんの周りの人はBさんの事をあまりよく思っていない人が多い様子だった。 【第三印象 ×】
最終得点【0点】
得点の基準はなく第三印象の良し悪しで極端な点数にさせていただきました。
上記の2つのパターンはすこし極端ですが、第一印象・第二印象・第三印象という点を線で結ぶことで印象が変化していることがはっきりと伝わってのではないでしょうか?
これが第三印象というわけです。
そして印象を浮き立たせるためには点を線で結ぶことが重要です。
試しに点に分解した、2つのパターンを見てみましょう。
【1つ目のパターン分解】
- 声も小さくミスも多い。その上頼りがいのない印象のAさん。【印象 ×】
- ミスは多いが愚痴や弱音は一切はかない。 【印象 △】
- ミスが多い後輩社員に対して優しく教育している。頼りがいのある人材なので周囲からの信頼も厚い。【印象 〇】
【2つ目のパターン分解】
- 紳士的な部分が好印象のBさん。【印象 〇】
- いつも周りの人の愚痴を言っている。 【印象 ×】
- あまりに愚痴が多いのでBさんの周りの人はBさんの事をあまりよく思っていない【印象 ×】
※経過を表す文字は点を目立たせるために消してみました。
それぞれの印象を線で結ばずに点でのみ見てみると経過が見えないのでその人自身の印象を大きく裏付けるものとはなりづらそうなのがわかってもらえるのではないでしょうか?
第三印象とは第一印象・第二印象があっての印象の事で、その人の印象が時間の経過とともに形成された印象『点を線んでいく作業』という事がわかっていただけたかなと思います。
『初対面の印象も〇〇だったけど今も〇〇だよね』(印象変化なし)
例えばあなたが誰かに上記のAさん、Bさんの事を聞かれた場合どう答えますか?
必ずストーリーをもって線で話をするのではないでしょうか。
印象を点だけで話すということはしないですよね?
もし簡潔に伝える必要があるなら(点だけを話さなければいけない)とすれば、それは『第三印象の事』だと思います。
そしてこの第三印象(ある程度の期間接することで生まれる印象)がよければはあなたにとってメリットになることは十分にあります。
それでは見ていきましょう。
第三印象を上げることはできるか?
私の経験上でのお話ですが、第三印象を上げることは可能です。
さらにその後の印象(第四印象)を上げることも可能です。
- 第一印象⇒初対面時の印象
- 第二印象⇒初対面時から少し時間が経過した時の印象
- 第三印象⇒第二印象時からさらに時間が経過し、長期間で形成される周りからの印象
第三印象は過去の印象現在までの印象ですから、過去に悪い印象だったとしても今の自分を変えられれば周りの印象は間違いなく変えられます。
それではどうやって印象を変えていくか見ていきましょう。
第四印象を変える【過去を知る】
まず過去を見直してみましょう。
『印象が悪かったという事実があった』事に気づいた、もしくは周りに教えてもらいその事実を知ったとします。
その事実を知った後のあなたの行動が後の『第三印象/第四印象』を変えていきます。
というより、第四印象を形成していきます。
第四印象を変える【未来を想像する】
【過去を知る】で第三印象までの印象が悪かった事実を知りました。
それを変えたいと思った時点で『第三印象/第四印象』の形成ができるチャンスです。
本気で変わりたいと思えば、未来は変えられます。
どんな未来を想像するかによって人格を形成していきます。
補足になりますが以前もお話をしたことがあった、名言ですがおさらいしてみましょう。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
第四印象を変える【現在に活かす】
周りの人の声や意見に耳を傾けましょう。
そしてそれを素直に受け止め行動に移しましょう。
初めは苦戦することもあるかもしれませんが、常に意識をし行動すれば必ず未来は変えられます。
結果あなたが変われた場合、これからあなたが出会う人に対しての第一印象・第二印象・第三印象も変わってくると思います。
そして第三印象までのあなたを知っている方に対しては第四印象以降の印象が変わればいいのです。
最後に
あなたの印象が独り歩きした時に第三印象(日ごろのあなたの印象)が周りに伝わり、あなたをよく知らない人にもあなたの印象が届くことは多々あります。
その時のあなたの印象があなたにとってメリットになるよう日々の行動や言動を見つめなおすきっかけになれば幸いです。

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